SRのエンジン

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朝晩が少し肌寒くなり、秋の訪れを感じる今日この頃のモリスケです。

さてさて明日はみんな楽しみ民主党代表選の投開票ですね。

どちらが代表=首相となっても所詮民主党ですが、

尖閣諸島問題では毅然とした態度で臨んで頂きたい。





さてさて、眺めていてもシンプルで美しいSRのエンジン。

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現行の車両とはロッカーにつながるオイルラインが異なるので、

SRフリークにしたらその違いは一目瞭然。

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87年までの1型のエンジンともなれば最低でも23年以上も経過しているので、

エンジンがO/Hされてなければ10万キロ近く走っている車両もあるかもしれません。

ベアリング類もだいぶガタが出てきているでしょうし、

オイルシール類もヘタって来ているでしょうし、

クラッチの磨耗、ピストン&シリンダーの磨耗、クランクの歪み等、

まぁ色々出てきているもんですが、

機械ですから当然のことです。

それらをリフレッシュし新車同様、

もしくはそれ以上のエンジンにしてやることで、

また長く乗り続けられるでしょう。




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カムとの当たり面にオイルラインが設けられているロッカーアーム。

このヘッドカバーはロッカーピンの周り止めが設けられていない1982年以前のエンジンで、

どうしても磨耗するとピンが遊びだす。

ピンが遊びだすとアルミ製のロッカーカバーは磨耗していく。

磨耗していくとさらにピンは遊ぶ、

さらにロッカーカバーは磨耗するという、磨耗スパイラル。

マモーミモーです。

もちろん遊びだしたロッカーピンを軸として動くロッカーアームも正常な動きをせず、

バルブを変な方向に押し出すのでいいことありません。

ではロッカーカバーだけ83年以降のモノに交換する?








答えはノーだ。






ヘッドとロッカーカバーは組みつけられた状態で、

カムのベアリングが入る部分が切削加工されてますから、

ヘッドとセットで交換する事が肝要。

高くつくね~~~~

30年間大きな変化はなく、とよく表現されるSRですが、

1978年に出てきてからはこういう細かい部分が色々と変わり熟成され、

より良い物となっていっております。








バブルのはじける90年代まではね・・・







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そしてばらし終えてからいろんな部分を確認・・・・








するに至らず今回バラした目的はこいつをこのエンジンから略奪するためです。









クランクシャフト

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実はこのクランクシャフトは78年式の初期型SR500のみに採用されていたクランクシャフトで、

重量は7.24kgあります。

それ以降のSR500は約1kg近く軽量化され、

今となっては『幻のクランク』とも呼ばれる

新品で入手する事はまずできない一品です。





幻とは言ったものの、それはただ単に数が少ないだけであって、

初期型のクランクシャフトが1番良い!ってことになると79年から2000年までの21年間、

YAMAHAがアホだったってことで、それはまず無い。

ないことであって欲しい。

500㏄という排気量でトルクを増大し、クランクシャフトの重量を下げてレスポンスを良くしただけ。





ただモリスケは重た~~~いクランクが好物。

通常のSR500クランクと乗り比べるために、

この『ただ数が少ないだけの初期型クランク』でエンジンを組みます。







己のSRに。







Fフォーク同様、似た作業は一緒に進めていくとやりやすいのであります。

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SR400のエンジンO/H、500㏄への(真意での)チューニング等を検討中の方、

モリスケにご相談ください。

雑誌やネットで飛び交っている様々な情報の真偽をお教えします。

ブログに公開してはメーカーから営業妨害で訴えられかねない

ピストンやカム、バルブスプリングの実験内容もお教えできるかも。







無駄な所に、無駄な部品にお金使う事勿れ。

by morisuke_aldgate | 2010-09-14 05:08 | 整備日誌  

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