春がやってきた。
モリスケです。
福岡に来てから5年半、
1人で店を運営するようになってから1年、
多くの人に支えられ、ご指導やご支援を頂きここまでやってきましたが、
モリスケの精神的、肉体的疲労は限界を超えてしまいました。
よって急ではありますが今日からしばらく旅にでます。
あてはありませんがしばらく旅に出ます。
どうか皆様お元気で。
今日はエイプリルフールだぁ~~~!!!!
ビックリした?
ウソで逆にガッカリ!? ← おい!
いや~~~早いもんでもう4月1日ですね。
新入学、新社会人の皆様おめでとうございます。
期待よりも不安で胸がいっぱいでいでしょうけど、
不安を打ち消すのは己の努力しかありません。
不安な者同士で集まって慰めあったところで何も成長するはずもなく、
先の見えない将来に向かって自信を持って進むには一生懸命努力し、
己に自信を持つしかないでしょう。
学生の内に一生懸命勉強し、一生懸命バイトし、一生懸命遊ぶ、
でもそれは社会人になっても一緒。
1日の大半は仕事してるでしょうけど、どうにか時間作ってでも遊ぶことも大切。
一生懸命仕事できない人は一生懸命遊べないでしょうし、その逆も亦然りで、
何事も本気でやるから面白いし、結果が出る。
守りに入るな、攻めろ。
さて先日攻めるにしてもエンフィールドで高速を攻めてしまったお客様の
シリンダーヘッドガスケットが吹き抜けて交換にあたりました。
たまにこういう症状が発生しますが、
発生しないエンフィールドと発生するエンフィールド、
その確率の差は新車納車後の初回点検をちゃんとするか否かで差があります。
下の車両はつい2,3日前に初回点検でお預かりしたエンフィールド。
新車納車後500km走行時にALDGATEでは初回点検を推奨しておりまして、
オイル・フィルター関係の交換はもちろんの事、
初期伸びのあるチェーン等の調整をしますがその点検の中には、
シリンダーヘッド締付ボルトの増締めも含まれております。
今回も500km走行後に初回点検でお預かりしましたが、
ヘッド締付ボルトのトルクは規定値以下でした。
これは走行してエンジンの振動でボルトが緩むとかいった症状ではなく、
ガスケットの馴染みによる縮みと、もう一つの大きな要因として
スタッドボルトの【伸び】が大きな原因です。
新車の状態ではもちろん規定値内で締め付けられてますが、
ある程度のトルクで引っ張られているスタッドボルトが走行を重ね、
エンジンの熱で温まることで膨張と収縮を繰り返し、
新車から500km程度走行すると新品の状態より伸びてしまいまして、
その結果として締付トルクが緩くなっているという現象が起こるのです。
これはエキゾースト側のスタッドにより顕著に現れる症状で、
ガスケットが吹き抜ける場合は大抵エキゾースト側です。
初回点検でヘッドの増締めを行った車両と、
初回点検を怠った車両では長い目で見てこういった差が出てきております。
今回ガスケットが吹き抜けた車両はオイルもだいぶ劣化しており、
酷使されているのが見受けられます。
の割にはピストン、シリンダー、バルブ&ガイドに大きなダメージはなかったのが幸いでしたが、
エンフィールドは新車といえども旧車と同じ感覚で可愛がってあげてください。
オイル交換は1,500~2,000kmに1回するのがベスト。
とくに2003年式以降のブリーザーが改良されたエンフィールドは
オイルの劣化が早い気がします。
早めのオイル交換を。
SRのお客様を含めまして冬の間、そんなに距離を走ってなくても、
2010年11月以前にオイル交換してまだ換えてない方はそろそろやりましょう。
見た目で汚れてなくても成分は酸化・劣化しております。
by morisuke_aldgate | 2011-04-01 04:58 | 整備日誌