ウォームナット

モリスケです!
ブログ上でセールを始めてからというもの、
ブログのアクセス総数がかなり伸びてます。
皆さん、正直な反応ありがとうございます(笑)。
今日はお客様のROYAL ENFIELDの修理に関してですが、
エンジンをかけずに1週間以上放置し久々にかけるとはじめに、
中国の環境汚染工場もビックするほどの白煙を上げるとの事で点検。

クランクシャフトのギアが
In/Exのカムを回転させ、
2枚のギアを介して、
ポイントにつながるギアを回す。
かなりシンプル明快な構造です。
がしかし、
このシンプルな構造しているからこそ
故障もしにくく、
修理も比較的容易に行えるという
素晴らしいMOTORCYCLE Royal Enfield。
まぁ、比較的容易というのはあくまでプロショップレベルの話しなんで、
現行国産車専門店の方にはサッパリなノウハウも沢山ありますので、
修理はエンフィールドをちゃんと扱える店を選びましょう。
で、今回の白煙の原因はクランクケース内の油面の高さが原因により、
クランクにかき回されたオイルが燃焼室で燃えてしまうのですが、
なぜ油面が高くなるのかは、下の写真、
クランクシャフトのウォームナットのオイルシールが原因。

マイナスドライバーの先っちょのギアね。
ここの中にはクランクシャフトに通じるオイルラインが通るんやけど、
油圧が逃げないようにシールが付いておりま。
しかし残念な事に、そのシールが・・・・

破れてめくれ上がってるやん
このシールだけでのパーツ設定は無く、ウォームナットごと交換になりますが、
そげん高い物じゃなかけん、1,2週間放置後エンジンかけると白煙出る方は、
一度点検においでませ☆
油圧の低下は取り返しのつかない事になりますよってに。
ROYAL ENFIELDの冬季中のエンジンO/H、カスタム、エンジンチューニングも
受け付けておりますので、お気軽にご相談下さいね★
by morisuke_aldgate | 2009-12-04 16:19