手放しグリスアップ

戸籍上も住民登録上も生存しているモリスケです。
戸籍上150歳だの186歳だの遂には江戸生まれの200歳超えだのと
色々と騒動になっておりますが、一言いいっすか?
マスコミはくだらん報道するな。
『戸籍上生存』という表現するから【住民登録】のことと混同する人が多い。
ただ単に『戸籍が抹消されていない』だけの話しで、勝海舟の3歳下だの西郷隆盛の1歳上だの、
報道のレベルがあまりに幼稚すぎてマスコミが楽しんでいるだけとしか思えません。
住民登録のある所在不明の高齢者の問題と、戸籍の問題を混同する事勿れ。
以上。
さてさてモリスケは本日、以前よりずっとしようと思ってて先延ばしになっていた
例の部品の加工を行いました。
例の部品とは
SR用ブレーキシャフト
ブレーキのタッチを維持するために定期的にグリスアップをしなければならないブレーキシャフトですが、
グリスアップするためには
①リアタイヤを外し、②サスを取外し、③スイングアームを持ち上げながらブレーキシャフトを抜く
といった結構手間なことをしなければなりません。
その手間を解消し、ブレーキタッチを維持し続けるためにブレーキシャフトを加工します。

ブレーキシャフトをボール盤にセットします。

M6のタップをたてるのでシャフトの中心に垂直に直径4.8mm・深さ50mmの穴を開けます。
斜めったらアウトです。
垂直に垂直に慎重に。


そして、シャフトの径が若干細くなっている部分に3.5mmの穴を向こう側まで貫通させます。

してからしてから、した穴にM6のタップを立てていきます。
タップってわかるかな?ダンスちゃうで。
羽交い絞めにされたときに、相手の腕をポンポンと叩くのともちゃうよ。
M6(6mm/ピッチ1.0)のボルトを取り付けるための、ねじ山を作ります。

そして先程タップダンスした所に、グリスニップルを取り付けると・・・・
グリスガンでグリスの注入ができる!!

後は元の通り組み付ければ、スイングアームのピボットシャフト同様、
定期的にグリスガンでグリスを注入してあげればバラすことなく、
常にシャフトはヌルヌルで気持ちいい仕様になりました。

詳しくはモリスケのSRで。
お前のかい!!
って思われた方、すいませんわたくしのです。
ご依頼いただければ同じ加工を施しますが、
脱着と加工賃はかなりの金額になります。
SR乗りの多くは見てくれが良くなる所にはお金をつぎ込み、
こういう地味な所に投資する人が少ないですが、
是非やってください!!って変態な方をお待ちしております。
ちなみにその昔、XT500というYAMAHAのオフ車がありましたが、
XT500は純正でこれと同じ仕様になっていたそうです。
つまりモリスケはパクりました。
最高裁判例ではアイディアに著作権は発生しません。
良い物はパクらないとね。
さてさて予告通り28日(土)と29日(日)は
ツーリングの為お休みいたします。
30日の月曜日は通常営業しておりますので、
暑いけど家でクーラーつけるのが勿体無いというケチケチマンは
冷房23℃設定のALDGATEの2階へおこしやす~~。
by morisuke_aldgate | 2010-08-28 00:09 | 整備日誌