SR400と500のピストン

モリスケです。
いや~~~決まりましたねぇ~~~民主党代表選。
消去法で選択するとどちらも消去してしまう2人の争いでしたが、
管氏が口先の弁論で勝利を収めたみたいですね。
おめでとうございます。
総理大臣がコロコロ変わるよりはマシというだけの結果が残りましたが、
これからしかと見せていただきましょう。
しかしながら、願わくば早期の解散総選挙を。
海上保安庁が必死で捕まえた領海侵犯した中国人を
チャーター機で送り返した日本政府。
天津日本人学校に金属球が打ち込まれたことに抗議もできない日本政府。
尖閣諸島を占領しようとする国に毎年1000億円超のODAを出す必要なし。
未だ偏向した教育をする朝鮮学校の授業料を国民の血税で賄う必要なし。
朝鮮学校とは日本の教育機関ではなく、北朝鮮の教育機関であることを忘れてはならない。
朝鮮民族の民族教育自体を否定しているのではないが、
誇り高い朝鮮民族の民族教育であるというならば、
尚更日本の税金をつぎ込む意味が理解できない。
日本政府は真の国益を考えるべし。
少々過激で硬いことを書き連ねてきましたが
モリスケは少しでも多くの20~30年後の日本を担う若者に、
政治に対してもっと興味を持って欲しいだけ。
あまりにも無関心な人が多すぎる。
情報は勝手に入ってくる物でなく、ニュースを見たり、新聞を読んだり自ら掴まねばならないが
もっと知ろうとして欲しい。
ODAってなに?尖閣諸島って?
って言うのはあまりにもレベルの低い疑問である事を知った方がいい。
分からないなら調べればいい。
今はインターネットという便利な物があるんだから。
ゲームとか、出会い系とか、アダルトサイトとかの為だけのネットならやめてしまいなさい。
さてさて長くなってしまいましたが色んな意味でアダルトなブログにようこそ

司会のモリスケです。
危うくブログのタイトルであるSR400と500のピストンのお話をせずに終わってしまうところでしたが、
ちゃんとお話しましょう。

ご覧の通りSR400とSR500の純正ピストンのトップの形状が異なるのは周知の事実。
左のピストントップが平らな物がSR500用、右の盛り上がっている物がSR400用であり、
圧縮比は通常SR500が【8.3:1】、SR400が【8.5:1】となっており、
SR500のクランクにSR400の純正ピストンを組む事で、
圧縮比を【10.5:1】にしてパワーアーーーップ!!
なぁ~~~んて安易に考えている方も多いでしょう。
色んな雑誌やネットでもそう謳っているから致し方ありません。
それでは次の画像。

同じく左がSR500のピストン、右がSR400のピストン。
ピストンピンが入る部分の肉の盛り方が違うのがお分かりでしょうか。
ピストンが混合気を圧縮し、プラグが点火して燃焼室内で爆発が起こります。
一般的にピストンが受ける圧力は(それぞれのエンジンによって異なりますが)、
50kg/平方センチメートルになり、直径87mmのピストンにこの圧力が加わると
瞬間的に約2.9トン近い力が加わり、
ピストンの頭は300℃以上に温度が上昇します。
その大きな爆発から生まれる上下運動を、クランクシャフトに伝え回転運動に変換しますが、
クランクに力を伝えるのを一手に引き受けているのがピストンピンであり、
このピンが入る部分の強度はエンジンの耐久性に不可欠な要素であります。
500ccと400ccの1回の爆発が生むエネルギーの差は歴然。
ましてやSR500のクランクに純正400用ピストン付けて、
ノーマルのカムシャフト、ノーマルのキャブレターで乗る方も少ないはず、
というか単純に圧縮比をあげる事だけにメリットは有害無益、
必ずヨシムラやメガサイクル、ホワイトブロスのカムシャフトを組込み、
FCRやTMR等のキャブを取り付けますよね。
そうなれば後輪出力で33~35PS、エンジン出力で40PS前後にもなるでしょう。
SR400純正でのエンジン出力27PSに対応した鋳造ピストンが
10PS以上増加したエネルギーに耐えられるとは考えがたい。
エンジン組んだばかりならすぐにピストントップに穴が開くとか、溶けるとか言う事は無いでしょう。
ただ長い目で見て耐久性を考えた時に社外の鍛造ピストンの方が、
間違いはないでしょうね。
ヨシムラ、ワイセコ、コスワース、JEなど様々なピストンメーカーが
パワーアップにも耐え得るピストンを出しております。
カムシャフトやその他のエンジン仕様に合わせて圧縮比も選べます。
それでもオラは純正のピストンがいいんだ!
って方はどーぞ意志を貫いて純正ピストンでお乗りなはれ。
エンジンチューニングのパーツ設定でお悩みの素直な方、
一度モリスケに相談してみてはいかが?
by morisuke_aldgate | 2010-09-15 01:11 | 整備日誌