ALDGATEの大流行

ご無沙汰しております、モリスケです。
みなさんお元気ですか?
毎日多忙につきなかなかBLOGの更新が出来ておりませんが、
BLOGの更新も出来ないほど多忙なのだとご理解頂ければこらまた幸い。
昼間は接客に電話応対、見積り作成、売り上げの伝票作成、取引先との連絡、
発注・受注業務、通販の発送に国内外へのメールの送信・返信、
そしてこの時期は広告の原稿作成も絡んできまして、その合間に整備しますが
来客や電話応対で整備の手も止まり、
結局店を閉めてからが集中して整備できる時間になるわけで、
ま、必然的に2時、3時、4時・・・下手したら6時になりますわね。
帰ってTVつけると目覚ましテレビが始まってます。
勝手に目覚ますなよ。
どんまい。
お客様にご迷惑おかけしないよう最大限努力いたしますので、
ご理解とご協力を賜ることが出来ればこりゃまた幸い。
さ~てさ~てALDGATEの風とともに去らないこのブーム、あなたも乗りますか??

KEIHIN FCRキャブレター。
高価なパーツですが、ありがたいことに毎月ガンガン売れているパーツ。
これだけでSRがより楽しくなると言っても過言ではないでしょう。
このSR500のオーナー様、
『元々飛ばす性格じゃないですから』
と言いながら不思議とBullet350からBullet500を購入してくださり、
その2年後にSR500にも乗ってみたくて・・・と乗り換えられ、
SR500に乗ったら乗ったで『もう少し加速が・・・』
ということで今回FCRとモーターステージのマフラーを組み合わせました。

あんた、本当は飛ばす性格なんでしょ??
モリスケの父君と同い年くらいのバイクをこよなく愛する素敵な殿方です。
素敵な殿方には尚の事SR500が良く似合ってらっしゃいます。

しかもこの純正スタイルを崩さない品のあるカスタムが【粋】ですよね。
ご本人曰く、アルミタンクのCaferacerにしたい、との事ですが・・・
どこまでも素敵な殿方。
TMRとFCRどちらが良いのですか!?
とよく聞かれる質問ですがどっちもいいキャブレターです。
と言いながらもALDGATEは基本的にFCRをオススメしております。
なぜ?
モリスケがFCRばかり扱ってきたからFCRのセッティングデータしか持っていない、
という完全にこちらサイドの大人の事情です。
データが豊富にあるとセッティングしやすい、勘が鋭くなる、
その結果セッティングがスムーズに行えるという理由からFCRをオススメしているのであり、
決してTMRがFCRに劣るという意味ではありません。
毎度毎度言うように、色んなお店さんの考えがありますから。
さぁそんな色んな考えの1つであるモリスケのTritonもようやく手をつけ始められました。

エンジンの様々なマル秘加工や、パーツの入手、外注の入荷も終え、いよいよ本格始動でしょうか。
何よりお客様の車両整備が最優先ですから、1日にかけられる時間は極僅かですが、
それでも着実に進めていこうと思います。
今回のTritonのテーマは、
●ツインキャブのBonnevilleより高回転の伸びるTR6エンジンを作る
●九州道でCB750SuperFourに着いていく
という大義名分です。
MORGOの750ccKitをぶち込めば早いのですが、
あくまで排気量650ccに拘ります。
というわけで、速く走るためには安全に走らなければならないので、
SRの整備で口をすっぱくしているこの部分。

スイングアームのピボット部分。
もともと少しガタが出て来ていたピボット、スイングアームブッシュを交換し
取り付けていくのですが、その交換にも一工夫加える事で
よりスムーズでガタのないスイングアームが完成。
モリスケの悪い癖は、作業しながら写真が撮れないこと。
いつも作業し終わってから『あ、写真撮るのわすれた、まぁいいか』ってなるのよねぇ~~~。
なんせこのスイングアームのピボット部分、SRに限らず英車もエンフィールドも
スイングアーム式の車体であれば重要な部分ですので、
定期的な整備をオススメします。
ガタが出てコーナーで滑ってからでは後の祭り、小田和正が聴こえるでしょう。
ちなみに私のTritonのピボットに【締め付け規定トルク】なんて存在しません。
ガタが無く、スムーズに動くあたりで締め付ける。
英車ってそういうボルト&ナット多いね。
クラッチスプリングアジャストナットなんてその最たる物。
滑らない強さでクラッチレバーが重くならない位置まで締める、頼りになるのは、
[経験と感覚と確認]
規定のトルクで締めればよいSRとエンフィールドはとても素晴らしい。
by morisuke_aldgate | 2010-10-15 03:13 | 整備日誌