太平洋の奇跡

モリスケアルヨ。
香港メディアの鳳凰網が中国人有識者の七犀鳥氏の文章を引用し、
「今後も日本が中国を援助し続けるべき理由」と題して、
世界3位へ転落した日本が世界2位の中国へ経済援助をしていくべき理由について論じた。
「中国のGDPは日本を超えたとはいえ、
1人当たりのGDPは日本の10分の1である。
いまだ多くの庶民が貧困状態にあるわが国は、典型的な発展途上国である」と主張、
日本は「道義上の義務」から引き続き援助すべきだと主張した。
また、
「中国をはじめとする中央アジアの砂漠から飛来する黄砂は、
日本にも大きな被害をもたらしているが、
わが国の環境整備は日本の環境保護にかかわる重要な問題であるため、
援助を続けるべきだ」とも指摘した。
さらに、日中の歴史問題にふれ、
日本は第2次世界大戦で中国に大きな被害を負わせたにもかかわらず、
中国は巨額の賠償金を要求しなかったと主張し、
「1979年から始まった中国援助は、日本の賠償の1つと見ている中国人が多くいる。
日本が援助を停止すれば、一部の中国人の感情を傷つけることになるだろう」とコメントした。
とのこと。
厚かましいにもほどがある。
道義上?道義に反した事を平気で行い、捏造し、パクるヤツが
よく道義だなんて口にできたね。
ODAなど停止してしまえ。
第二次世界大戦で思い出しましたが、
現在公開中の映画「太平洋の奇跡」ご覧になりましたか?
サイパン島での激戦の様子を実在した大場栄中将に焦点を当てて描かれた映画ですが、
先日モリスケもレイトショーで観にいって参りました。
いい映画、という言い方をすると語弊がありますが、
とてもとても深く考えさせられる内容で、戦争の悲惨さ、残酷さ、
そういったものを戦争を知らない我々現代日本人が後世にどう語り継いでいくか、
そんな事をエンドロールが流れる間、考えてしまう映画でした。
面白かった、楽しかった、そんな感想が出てくるはずもない映画ですが、
観てない方は是非一度ご覧になってください。
たった66年前の実際にあった出来事のお話しです。

我々日本人は過去の数多の犠牲の上に立っていることを忘れてはいけません。
by morisuke_aldgate | 2011-02-20 13:28