日の丸を掲げよ

見た目はオッサン、頭脳は子供、名探偵コナンの真逆をいくモリスケです。
今年は頑張って頭脳も大人になりたいと思います。じっちゃんの名にかけて。
さて本日2月11日は建国記念日でありまして、当然のことながらALDGATEの入り口には、

日章旗を掲げております。
今でも田舎のほうの家ではちゃんとやっているのを見かけますが、
都会ではなかなか見かける事がなくなりました。
それは習慣だけの問題でもなく思想も関係してくるのだと思いますし、
あとは土地柄の問題も・・・。
もちろん一般家庭が日の丸を掲げる事は義務ではありませんし、
日の丸を掲げていないからとて『非国民だ』と取り締まる憲兵隊もおりませんから自由ですが、
やはり公務員である教師が国歌斉唱・国旗掲揚で起立出来ないことに疑問を持ちます。
先日、学式や卒業式で国旗に向かって起立し、
国歌を斉唱するよう求めた東京都教育委員会の通達に対し、
都立学校の教職員ら375人が都と都教委を相手取って、
通達に従う義務がないことの確認や懲戒処分の差し止めを求めた訴訟を起こしてましたが、
当然の敗訴。
【義務化】という言葉にモリスケが違和感を感じるのは、
教職員は児童生徒に国旗掲揚と国歌斉唱を指導する立場であり
式典での国旗掲揚と国歌斉唱が教育課程という認識で、
当然履行されるべき物であり、【義務】という言葉は的確ではないですよね。
ようは、『当たり前』ってこと。
思想・良心の自由は憲法が認めるところであるが、
公務員であり教育機関の最前線にいる教職員が個人的思想を現場に持込むべきではない。
極端な話し、信仰宗教に入ってる教員が教室でへんな小冊子広げて
児童生徒に教えを説いてるようなもんでしょ?
憲法で信仰・信教の自由が認められているんだから良し??
んなわけねーわな。
国歌斉唱・国旗掲揚で起立が出来ないなら、
公務員として国から給与を支給されるべからず。
そんな教職員団体は早期に解体すべきである。
そんな日の丸が風に靡く寒い本日、エンフィールドのヘッドを2台分O/H中。

1台はピストンの状態が悪く、ようやく入荷してきたオーバーサイズのピストンでもって
腰上をO/H。
もう1台のピストンもめちゃめちゃいい状態というわけではないですが、
お客様との話し合いの結果、ピストン再利用。
この時期、皆さんに気をつけて頂きたいのは『暖機運転』です。
この寒い季節に1日放置していればオイルの油温は10度前後まで下がっておりまして、
エンジンを構成するアルミや鉄製の部品も寒さで100分の何ミリ、あるいは1000分の何ミリか
収縮しております。
つまりピストンとシリンダー間のクリアランスはボーリング時に切削した値よりも、
僅かではありますが広くなっていまして、
(ALDGATEではボーリング時に年中気温22度で切削する内燃機屋さんにお願いしてます)
広いという事はピストンが首を振りやすいという事。
そしてシリンダー壁からもオイルが下がってたり、
油温も本来オイルが的確に機能する80度前後とは程遠いわけで、
すべての事がエンジンに優しくない状況の中、
暖気もせずに走り始めてスロットル開けるのはちょっと優しくないのではない。
サンダーバードに油温計を付けておりますが、アイドリング5分であがる油温はたった1度、2度、
3000RPM以下にキープしながら30分走って油温が50度に行くかいかないかです。
夏場と違ってオーバーヒートの心配こそありませんが、
この時期はエンジンを思うからこその運転をしてやる必要がありますよってに。
ピストンとシリンダー間が8/100mm~12/100mmのクリアランスのある英国旧車、
約10/100mmのエンフィールド、6/100mm前後のSR、
クリアランスが違えど冬場の暖機運転はしっかりしてやってくださいね。
by morisuke_aldgate | 2012-02-11 17:49 | 整備日誌